くらしの中の香り


愛用していた松栄堂さんのお香「芳輪 堀川」が切れてしまったので銀座のお店まで行ってきました。

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くらしの中のお香

香りを試させてもらったところ、「芳輪 堀川」はこれからの季節には甘く重い感じがしたので、同じ白檀のお香でややすっきりした印象の「芳輪 白川」を購入しました。IMG_4227 IMG_4238

お店のHPによると「芳輪 堀川」は白檀の甘みを強調したまろやかな香りで、「芳輪 白川」は白檀の香りがふわりと広がりすっきりとした残り香とのことです。

冬に京都を訪れた時、ある雑貨屋さんで「芳輪 堀川」の香りがしていてとても素敵だったのでお店の方にお香の名前を伺ってその場で購入したのでした。

ネットの評判を見ると「芳輪 堀川」は概ね人気はありますが、人によっては甘すぎる・キャラメルの香りがすると感じるそうです。私はそのように感じたことがなかったので、香りというのは本当に繊細で人によって感じ方に大きな違いがあるのだなと思いました。

香道

香りにまつわる芸道に香道があります。香道は伽羅(きゃら)などの香木をたいて香りを楽しみ、香木の名を当てます。

平安時代の薫物(たきもの)・空薫(そらだき)物が起源とされます。

鎌倉後期からは禅宗の盛行とともに武家社会でも盛んとなりました。志野宗信・三条西実隆が香道確立の始祖といわれています。

また茶道と香道は深い関わりがあります。

現代の香り

箱根の富士屋ホテルに行きましたら、アットアロマ社の香りのサービスを導入していました。

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富士屋ホテルの重厚ながらホッとする空間の一因はこの香りなのではないでしょうか。暮らしの中の香りの存在感を感じた経験でした。

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